ジスロマックと併用禁止薬は

安全性が高い医薬品

併用禁止薬は指定されていません

ジスロマックはマクロライド系の抗生物質ですが、マクロライド系の薬品にはいろいろなものがあり、その中には併用禁止薬が指定されているものがたくさんあります。しかしジスロマックの場合にはすでに併用禁忌が分かっている薬品はなく、他のマクロライド系抗生物質と比較すると安全性が高い薬と言えるでしょう。一般的にジスロマックのような抗生物質は、解熱剤や鎮痛剤、去痰剤、喘息吸入剤などと併用しても問題がないと確認されているため、性病治療のためにジスロマックを服用したけれど頭痛がするから鎮痛剤を飲みたい、という時でも、それほど深刻な副作用は出ないだろうと予想されています。

こんな人は飲んではいけません

現在服用している薬剤がなくても、ジスロマックを飲まないほうが良い人はいます。例えば、妊婦さんへの安全性は確認されていますが、胎盤を通って薬剤成分が胎児に伝わってしまうため、服用することによって大きなメリットが期待できる場合のみ、医師に相談した上で服用したほうが良いでしょう。また、授乳中のママさんは、母乳を通して薬剤成分が赤ちゃんに届けられてしまうため、基本的には授乳中のジスロマック服用はNGとなります。性病の治療などでどうしてもジスロマックを服用したい時には、授乳を中断しなければいけません。

また、心疾患や肝臓疾患を持っている人もまた、ジスロマックは自己判断で飲まないようにしましょう。海外からの個人輸入などで購入した場合には、医師への相談なく自己判断で服用することになってしまいますが、これらの持病を持っている人、および過去に患ったことがある人は、かならず医師に相談した上で服用するのが安心です。

風邪薬や胃薬と併用しても大丈夫?

ジスロマックには併用禁忌に指定されている薬剤はありませんし、基本的には鎮痛剤や去痰剤、鎮咳剤など風邪の症状をとめる薬剤との併用は問題ないとされています。そのため、ジスロマックを飲んで性病の治療中に風邪を引いてしまい、風邪薬を飲みたいという場合には、併用禁忌のリスクはそれほど高くはないでしょう。ただし、ジスロマックの副作用として消化機能の低下や胃炎などがあるため、もしもこの薬を飲み始めてから胃の調子がおかしくなってしまった場合には、胃薬を飲んでも症状を抑えることはできないかもしれません。薬の副作用として胃炎が起こっている場合には、原因となる薬の服用をとめなければ、症状は治まりません。その点は気を付けましょう。