ジスロマックの併用機新薬

併用注意薬で気を付ける点

ワルファリンは抗菌剤

ジスロマックには指定されている併用禁忌薬はありませんが、ワルファリンとの併用には注意が必要です。ワルファリンは血液を固まりにくくする作用を持つお薬で、心筋梗塞や脳血栓、脳梗塞など、血液が血管を詰まらせてしまう疾患に対して処方されることが多い薬剤です。服用してから効果が出るまでには1日~2日程度かかりますが、体内で薬効が出始めると、効果は1週間程度続く持続性を持っています。ジスロマックとワルファリンを併用することは、併用禁忌というわけではありませんが、肝臓から分泌されるチトクロームという代謝酵素を阻害するリスクがあるとともに、ワルファリンの作用を必要以上に高めてしまうという可能性があります。そのため、すでにワルファリンを飲んでいる人がジスロマックを処方してもらう際や、ジスロマックを飲んでいる人がワルファリンを処方される時には、この点は気を付けたほうが良いでしょう。

ジゴキシンとの併用は血中濃度が上がるリスク

ジスロマックとの併用で注意が必要な薬剤には、ジゴキシンもあります。ジゴキシンは心臓疾患の治療に使われる薬剤で、ジスロマックと併用することで、血液中の糖タンパクが増えてしまい、血液中のジゴキシン有効成分が目的地まで運ばれにくくなってしまうリスクがあります。そうすると血液中のジゴキシン濃度が高くなってしまい、ジギタリス中毒を引き起こしてしまう可能性があります。併用禁忌薬ではないので、医師から「大丈夫ですよ」と言われることがあるかもしれませんが、服用中にもしも体調に異変を感じたら、すぐに服用を中止して病院に行くようにしてくださいね。

同じようなメカニズムで併用薬剤成分の濃度が高くなってしまうものには、シクロスポリンがあります。シクロスポリンは過剰な免疫反応を抑えるための免疫抑制薬として使われますが、免疫力を抑える働きがあるため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなってしまうという副作用があります。この薬をジスロマックと併用すると、シクロスポリンの血中濃度が高くなってしまい、病気にかかりやすくなってしまったり、腎臓障害を引き起こすリスクが高くなることがあるので注意しなければいけません。もしも他の疾患の治療でシクロスポリンを処方されている人は、ジスロマックとの併用でどのような副作用がでるのか、出たらどう対応すれば良いのかを医師に相談した上で薬を処方してもらったほうが安心ですね。